秋は枯葉の季節。
枯葉がはらはら落ちています。
私は祖母の戒名を自分で付けようと思っている。お仏壇のはせがわに問い合わせたら、黒塗りの本位牌を作るのに2週間かかると言われたので、23日がリミット。あと5日しかない。
今日は実家に行って母の位牌を持ってきた。
はせがわで祖母の位牌を作るのに、あまり差が出ないために必要だからだ。
祖母の本位牌は四十九日ギリギリになってしまうが絶対に間に合わせる。
実家の郵便ポストに祖母のお友達の娘さんから普通郵便でお手紙とお香典が届いていた。
祖母が亡くなってすぐ、お知らせしたのだ。
その時は『そうですか〜』と素っ気ない感じで、ああ、そんなもんか。祖母のお友達(その人の母)が亡くなった時、ショックを受けないように祖母には黙ってたし、私からお香典出さなかったからな…と思ってた。
だけど、気にして下さって、お香典を送って下さった。
手紙には、泣いている私にどう声をかけて良いのか分からなかったと書いてあった。
わざわざお手紙をくれて、気にして下さって、気を使わせて申し訳ない。そして、ありがとうございます、と思う。
お返事を書いて、お香典返しをお送りしなくては。
今日は実家の柿の木が、たくさん葉を落としていた。果実を実らせながら、私が落ち葉を拾っている間も上からはらはらと葉を落として。
この季節は、日が落ちるのが早い。
拾っていたらもう夕方のようになって、本当は区役所へ行きたかったけど、家に帰ってきてしまった。
今日も胸がいっぱい。
古本屋で買ってきた詩集を読んで、
明日届く『戒名の付け方』を読むのに備えようと思う。
今日もスワロウテイルバタフライの曲が胸に沁みる。