生々しさ

気持ちの悪いパワハラ老人のポエムには

世界だ

自由だ

欲望だ

生命だ

などなど大袈裟な言葉が並んでいて吐き気がする。

 

 

アホなことばっかり言って

お前に何がわかっているのかと思う。

現実を見ろ。

あんたのポエムからは、自分のことばかりで、他人を理解しないんだと言うことが書いてあるよ。

自分が英雄にでもなったつもりかよ。

 

 

 

 

私は、10年祖母の介護をして、看取った。

改めて、

生きると言うことは、どう言うことか。

生きるとは、こう言うことなんだと思う項目、

ちいさな積み重ねが、いっぱいいっぱいあった。

 

 

祖母との時間で知ったこと。

 

介護で大切なのは寄り添うこと。

目を光らせて危険から守ること。

ときには戦うこと。

 

 

自分のことは二の次にして、

その人に寄り添うことが、一番重要。

 

でも、これは介護に限らずだと思った。

 

 

背中で語ろうとか背中で感じて欲しいとかいってる人間の背中は偽物。

 

黙ってやるんだよ、とにかく他人に求めず、期待せず、黙ってやる人の背中を、ひとは見るんだよ。

 

 

生きると言うことは

祖母の洋服を買い、パンツを買い、

それがそのうち紙パンツになり、

爪を切ってやり、

髪をとかし、カサカサになってしまった手に化粧水で潤いを与え、ハンドクリームをぬってあげる。

すっと手を差し出してフォローして、

その人がショックをを受けないように、なんでもさりげなくやってあげる。

 

 

祖母が作った小さなアパートの管理をして、

庭の草をむしり、大きくなってしまった木を1人できり、

母のいない寂しさに耐えながら

祖母のお骨を持って、親戚のおじさんが掘ってくれた土の中へおさめて、介護を終えたんだ。

 

 

何が自由だ

何が欲望だ

何が戦いだ

何が暴れてやるだ

 

本気で気持ちが悪い。

 

他人に寄り添うことを知らずに押し付けてばかり。

現実を見ろ

自分を捨てて、大切な人を守りきってみろよ

ロックだ

パンクだとか

思想の話ではなく

 

生きるって、もっと生々しいものだよ

 

 

だからあの人は孤独で、

それはそれでむくいは受けているのかもしれないけど

立場を利用して私を怒鳴り、自分は悪くないと主張をしている。

 

なんてカッコ悪い。

ほんとうに気持ちが悪い。