その昔、コルビジェの国立西洋美術館みたいな設計の家をTVで見た事がある。
細長く横に広がった家は右端に夫の部屋
左端に奥さんの部屋があり、それぞれのお風呂もあった。
家の真ん中はふたりのスペースで
ふたりはそこで食事をしたりお喋りしたりくつろいで
それぞれの部屋にかえっていくのだ。
何て素敵!これぞ私が求めていた生活じゃないか?
だって私は、人と距離をとりたいのだ。
どんなに好きな人と気楽そうにしてたって、自分の家に帰ってふーっと一息つきたいのだ。
たぶん皆んなそうなんだと思うけど、私はそれが人よりも強い気がする。
いつまでも独身の人は、無意識の心のどこかで人と暮らすことを望んでないって、なんかの記事で読んだ事がある。
だから私は未だに独身なんじゃないかな。
あ〜この人とだったら結婚したいって、本気で思ってた人は居たけど、
その人にはあっさりふられたし。
夢のおうちに暮らしたいな。
ごはんを作って
ぬかみそをかき混ぜて
お弁当箱にごはんと海苔をしいて
ケーキを焼いて
かぼちゃを裏漉ししてプリンを作って
コーヒーを飲む。
ああ、素敵だわ。
それは誰と?
今付き合っている性格の悪い彼か?