ジャジャンクーの映画。去年劇場で見逃してしまって、やっと今日U-NEXTで観賞。
新作が出たら劇場で観たいと思う、数少ない監督のひとりです。
うんうん、良いなぁ、なんて思いつつ観ていたのですが…
えっ、どうした、ジャジャンクー!?と思うシーンやカットが少々あってびっくりした。
カメラマンが変わったからかな?
でも演出もちょっと…アレ?こんなことしちゃう?なんて部分も。
ジャジャンクーの作品は初期の作品は違うけど、大抵は奥さんである、チャオタオが主役。若い頃〜現在までの何年間もを彼女が演じるんだけど、
今回はなんか、それも違和感。この人、いつまで若い頃の役やるんだろう、って思ってしまった。もういい加減老けすぎなのでは…
トータルでは面白かったけど、なんかちょっとイマイチだったなぁ。
銃のあのくだりの、あのカットがカッコ悪くて
刑務所のシーンが強引で
バイク男とのくだりもうーん。イマイチ…
列車で知り合った男との描き方もへんな感じだったし、その直後、ひとりで夜空を見上げているあのくだりなんか、引くというか、かなりビックリ。
ビンとのくだりは良かったけど…
彼の映画は初期の作品から文句なしの良い作品ばかりだったけど、なんか残念。
でも、見方を変えれば、あれ?と思われてもいい。監督が自分の感じた事を表現出来ているのなら、それはそれで良いのかも。
『長江哀歌』
『山河ノスタルジア』私は特にこの2作が好きかな。