う〜ん。
やっぱり良い!ダルデンヌ兄弟。
『その手に触れるまで』を鑑賞しました。
見ていてドキドキするんです。
危なっかしい、真っ直ぐな少年を描いていて
少年が、次どうするのか。また危ないことをしてしまうんじゃないか。いや、もうそんな心配はいらないのか。
ドキドキしながら画面を見つめました。
初めて他者と向き合ってぶつかって
それが、思わぬ方向へ行ってしまうのかと思ったら、ドキッとする方法で、人の道を外さずに済んだ。
ダルデンヌ兄弟は本当に描くのがうまい。
昔ロゼッタを見た時は、もどかしくてイヤな気持ちもあったけど、
結局は全部面白いもんなぁ。
特に好きなのは
ロルナの祈り
サンドラの週末
良いよね。
もうおじいちゃんなのに、どうしてこんなに少年をみずみずしく見つめることができるのか。
すごい。
私はもう、少年をあんな風に見つめられない気がする。
すごいなぁ、