1985年に公開された、薬師丸ひろ子さんと柴田恭兵さんの映画です。監督・脚本川島透さん。
私、大好きな映画です。
当時小学生で、友人と渋谷の映画館に観に行ったのをしっかりと覚えています。
海辺の家の中と外で行われる夜の銃撃戦。
暗くて敵が見えないのでたくさんの花火を外へ投げ照らして、その灯りの中戦います。
外で花火がキラキラしている中、家の中にいる2人は一瞬手を取り合って踊ります。
その映像がとーっても素敵。こども心に、きれいで素敵だと思いました。このシーンが一番印象に残っています。
この映画、今まではレンタルが無く、深夜のテレビで偶然観れたらラッキーくらいに思ってました。
所が今回、U-NEXTで久しぶりに観れたのです!
今観ると
ストーリーはきちんと、
しかも分かりやすく、
上質なエンターテインメントで、
映像美も文句なし。かなり良く出来た映画でした。ほんとに。
簡単に言うと、小説家の主人公珠子とチンピラヤクザの英二が街中で偶然知り合い、知らないうちにヤバイ事件に巻き込まれていて…という話なのですが、
主人公珠子さんの台詞がこの映画を一言で表しています。
『ヴィ(生)のような花火…』
お時間あれば、ぜひ観てみて下さい。
エンドロールのクレジットに阪本順治さんのお名前があったのも感激。